お久しぶりです。
今回情報が出てるアローラベトンに関して妄想をしようっていう企画です。
新生ベトンは何が変わったか?
単タイプであった毒から毒/悪の複合に変わりました!
今回のこの情報、ベトベトンにとっては物凄い追い風だよって事を説明するためにこの記事を書くわけです。
アローラベトンのここがすごい!
1.攻撃力の向上
毒だけでもダストシュートという強力な技や最低限の岩氷技を持っていたベトン。しかし今回の強化によって悪技を取得できる可能性が大きく上がりました。
具体的には「はたき落とす」あるいは鉱物部分による「噛み砕く」が入ると思われます。
具体例としては
はたき落とす(補正有りA252想定)
Hギルガルドに67~79%
→影撃ちで19.1~22.7%
火力上昇アイテムや事前にステロ等で削れていれば十分落とせるレベルに。(キンシは禁止で)
例が微妙ですが、相手しづらかった鋼関連に等倍で出せる打点が飛躍的に向上したと言えます。
2.役割範囲の変化
H105D100と、スペックだけなら凄まじいベトベトン。しかし特殊受けとして起用するとどうしても数値受けが多くなること、物理耐性に優れるタイプとの噛み合いの悪さ、そして何より超及びショックという分厚い壁が立ち塞がるため、純粋に受けるなら範囲の広いクラゲやミドロで事足りる事が多かったわけです。
しかし今回の悪複合で性能は激変。受けられる範囲に超霊悪が入り、ショック等での役割破壊も受けづらくなりました。以下既存悪との比較
特性は超優秀だが耐久数値、火力数値共にベトンが上。害悪戦法等でSに振る場合、タンクでは耐久に回す努力値がそのままSに振れるので数値より速くなる。反面特殊性能はタンクの方が高く、物理か特殊かわからないところからの奇襲ではタンクに軍配があがる…といっても微々たるものだが。
単純なHA運用ではベトンが上。しかし蠍にはほとんどの耐久ポケを抜き去るS95がある。ならどうしてこいつを対耐久として採用する人が少ないのか、という疑問には答えたくない。ベトンがはたきを覚えてしまったら白旗が上がりかねない。
一方で弱化の部分も存在する
・毒ポケモンとしての受けの劣化
悪虫はともかく、特殊も多めなフェアリーに対する耐久力が落ちる。具体的には
ニンフの特化メガネハイボが34.4~41%の確定3
→悪複合で等倍になり受けだしできない
同じくメガルカリオの気合玉も確定3→確定2になり受けることができなくなる(波動弾ですら乱数2)
脳がないので例が的確かどうかは疑問ですけど、得手不得手は変わってくるよってことです
まとめ
・アローラベトンは、複合タイプによって今まで有利だったメジャーポケモンに不利が付く場合も増えたが、相対的に見て「採用しうるポケモン」としてのレベルは向上した。
・新規複合からの新規悪技習得や性質の変化による牙爪技取得によって、役割にさらに幅が増える可能性があるためまだ伸び代がある
と言ったところです。あとは発売したら考えましょう。